現在よく起こっている問題点
- 1. 結果だけ届き、説明が十分でない
- オンライン検査や郵送検査では、結果レポートだけ届き、詳しい説明の機会がないことがあります。
「異常あり」「リスク高め」と書かれていても、
・どの程度注意すべきか
・今すぐ病院受診が必要か
・生活改善でよいのか
・家族にも関係するのか
が分からず、不安だけが残るケースがあります。
- 2. “リスク”と“診断”が混同されやすい
- 遺伝子検査では「将来なりやすさ」を示すものも多く、病気が確定したわけではありません。
しかし、「がんリスク高値」「認知症リスクあり」「糖尿病体質」などの表現により、「もう病気になる」と受け止めてしまう方もいます。
正しくは、体質傾向の情報であり、予防や早期対策に活かすことが目的です。
- 3. 医療的に重要な異常と、様子見でよい内容の区別が難しい
- 検査結果には、「すぐ専門医受診が望ましいもの」「定期フォローでよいもの」「現時点では意味が不明なもの」「追加検査しないと判断できないもの」が混在することがあります。
一般の方がご自身だけで見分けるのは難しく、ここに専門的な整理が必要です。
- 4. 家族への影響に悩む
- 遺伝子検査では、ご本人だけでなく、「子ども」「兄弟姉妹」「親御さん」にも関係する可能性があります。
「家族に伝えるべきか」「伝えると不安にさせるのでは」と悩まれる方も多くおられます。
- 5. 情報が多すぎて何を信じてよいか分からない
- インターネット上には多くの情報がありますが、「海外情報と日本の医療体制が違う」「古い情報が残っている」「過度に不安をあおる内容もある」など、かえって混乱することがあります。
私たちが大切にしていること
検査結果は、時に人を安心させ、時に不安にもさせます。
しかし、結果そのものより、その結果との向き合い方が大切です。
必要以上に怖がる必要はありません。
逆に、見逃してはいけない内容もあります。
感情面にも配慮しながら、「何を気にすべきか」「何は気にしなくてよいか」「次に何をすればよいか」を丁寧に整理いたします。
最後に、一人で結果を検索し続けると、不安だけが大きくなることがあります。
検査結果で迷ったときは、「これって本当に心配なの?」と聞きに来ていただいて大丈夫です。
あなたにとって必要な情報に整理し、次の一歩を一緒に考えます。