同じ薬を服用しても、よく効く人・効きにくい人・副作用が出やすい人 がいます。
これは年齢、体格、肝機能・腎機能、併用薬、生活習慣などに加えて、生まれ持った遺伝子の違い が関係している場合があります。
薬は体内で「吸収される」「分解される」「作用する」「排泄される」という流れをたどります。これらに関わる酵素や受容体の働きには個人差があり、その一部は遺伝子で説明できます。こうした分野を 薬理遺伝学(Pharmacogenomics / PGx) と呼びます。
遺伝子の傾向を知ることで、より自分に合った薬選びや副作用予防に役立つことがあります。
遺伝子検査で分かること
遺伝子検査は、
「この薬が絶対使えない」「必ず副作用が出る」「必ず効く」
と断定するものではありません。
あくまで、
「効きやすさの傾向」「効きにくさの可能性」「副作用リスクの参考情報」を得るためのものです。
実際の処方では、症状・年齢・肝腎機能・他の薬・既往歴と合わせて総合判断します。
こんな方におすすめです
- ・薬で副作用が出やすい
- ・何種類も試したが合う薬が見つからない
- ・抗うつ薬や睡眠薬の調整に悩んでいる
- ・家族も薬に弱い印象がある
- ・将来の治療に備えて体質を知っておきたい
- ・抗がん剤治療前に相談したい